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2015.07.12 編笠山・権現岳山行き  back

↓画像をクリックすると拡大写真が見れます。    [本日の写真(70枚)]
01   02   03   04   05
観音平駐車場着
04:46
観音平登山口
04:48
緑爽やかな登山道
05:02
大岩の間を往く
05:38
雲海到着
05:41
 観音平駐車場手前あたりから路肩駐車が段々現れ出しました。ここまで戻ってくるのかな〜と内心思いながらも兎も角駐車場まで行ってみました。4:45 駐車場到着です。(写真1)。
幸いなことに駐車場入口のすぐ傍に1台ほどの駐車スペースがありました。本当にラッキーでした。
 観音平登山口(写真2 )から登山開始、朝のひんやりした空気と木々の緑(写真3〜4)に癒されながら雲海まで順調に登りました。(写真5)
登山口から雲海までの所要時間は大よそ50分でした。至極順調な滑り出しです。


01   02   03   04   05
林間上に富士山覗く
05:44
大岩の前を往く
06:09
押手川到着
06:30
押手川河床の水溜り
06:30
大石ゴロつく登山道
07:02
 雲海で小休憩しました。南の開けた方向を見ると正に雲海の上に富士山が見れました。(写真1)
今日は権現岳の頂上でも富士の雄姿を見れるかも知れない。雲が湧き出ないことを願いつつ次の押手川を目指しました。
 樹林下の登山道を登っていきます。途中、大きな岩の間を抜けて(写真2)更に進むと押手川到着です。(写真3)雲海から押手川までの所要時間は大よそ40分でした。至極順調です。
 押手川は水が流れていません。河床に水溜りができていて川として認識できる程度でした。(写真4)
押手川は青年小屋と編笠山の分岐点で今回は編笠山を目指しました。登山道は石がゴロゴロと積み重なっていて且つかなり急登です。(写真5)

01   02   03   04   05
鉄梯子現る
07:34
富士山展望
07:53
絶景南アルプス
07:53
樹林帯途絶える
08:01
編笠山頂上到着
08:06
 樹林の下の石の多い登山道を登ります。途中、2〜3mある鉄製の梯子が出てきました。(写真1)
 樹林が途切れ、あたりが開けた箇所が2ヶ所ほど出てきます。登ってきた方向(南側)を振り返ると素晴らしい富士山(写真2)や南アルプス(写真3)が眺められました。
 急登!!急登!! やがて樹林も途絶えて低灌木帯(写真4)になり、灌木帯を抜け出ると頂上でした(写真5)。押手川から編笠山頂上まで所要時間は1時間35分で、標準時間より15分遅れでした。


01   02   03   04   05
八ヶ岳展望
08:14
絶景北アルプス
08:10
絶景中央アルプス
08:15
絶景南アルプス
08:15
富士山眺望
08:17
 編笠山頂上は360度のパノラマ展望ができて素晴らしかったです。
今日これから登る権現岳や赤岳、阿弥陀岳が眼前に見えました(写真1)。北アルプスも良く見えて槍も確認できました(写真2)。中央アルプス・御嶽山も良く見えていました(写真3)。南アルプスの北岳・鳳凰三山も見えていました(写真4)。あこがれの富士山も当然見えています(写真5)。編笠山頂は石がゴロゴロしています。広いけれど歩きずらい石積みの山頂です。(3〜5枚目の写真参照)
山頂では、360度のすばらし眺めでついつい20分も見とれてしまいました。


01   02   03   04   05
編笠山下山開始
08:23
青年小屋見える
08:32
行く手阻む岩石群
08:45

08:47
岩石に難儀する
09:02
 編笠山頂から青年小屋までは下りです。標準タイムは30分です。ところがどっこいです。50分もかかってしまいました。
 山頂から下り出して樹林帯を抜けるまでは順調に下れました(写真1〜2)。樹林帯を抜けると今度は大きな石がゴロゴロと青年小屋まで続いています(写真3)。岩の上を渡り歩いて降りて行かなくてはなりません。若者はいとも簡単にスイスイと岩を渡り歩いて降りて行きます(写真5)。
 私はどうか。若者のようにスイスイとはいきません。今居る岩と次に足を掛けるべき岩の間が広いと足を踏み外すと一大事とばかり、慎重になって間の低い所に降りて又高いところに登り直すといった塩梅です。長時間がかかってしまいました。


01   02   03   04   05
青年小屋⇒編笠山
09:11
青年小屋
09:12
青年小屋のテン場
09:14
のろし場⇒西ギボシ
10:03
のろし場⇒編笠山
10:05
 青年小屋から編笠山を振り返ると上半分が樹林帯、下半分が岩石帯といった感じでした(写真1)。
青年小屋(写真2〜3)で10分ほど休んで次の小憩ポイント、のろし場を目指しました。緩やかな登りで青年小屋から40分ほどで到着しました。
 狼煙場に立つと戦国時代にのろし場とした理由が良く分かりました。周囲の展望がよく利きその眺めも素晴らしいです。 これから登る西ギボシが目前に見えました。西ギボシの右横側には権現岳が、左下には阿弥陀岳が覗いていました(写真4)。 後ろを振り返ればさっき登ったばかりの編笠山がよく見えます(写真5)。


01   02   03   04   05
のろし場から権現岳
10:08
のろし場からの富士
10:09
再度西ギビシ展望
10:14
東ギボシ展望
10:52
鎖場を往く
11:02
 のろし場から権現岳を望むとその右横に三ッ頭が見れました(写真1)。更にその右側に振ると富士山が見てとれます(写真2)。
 狼煙場で10分ほど休憩して西ギボシに向かいました(写真3)。岩場が出てきたり鎖場が有ったりしたけれどピークを巻き、難なく目的地まで登れました。
 西ギボシに登ると今度は東ギボシが眼前に現れます(写真4)。東ギボシのむき出した岩壁の下部を恐る恐る登ります。鎖場などが出てきましたが意外にスムースに登れました。(写真5)


01   02   03   04   05
鎖場からの富士
11:05
東ギボシからの赤岳
11:21
東ギボシから権現岳
11:21
権現小屋近づく
11:24

11:25
 東ギボシの鎖場で足場に気を着けながら富士山を撮ってみました(写真1)。もっと富士山をアップに撮るべきでした。失敗です。
 東ギボシからは素晴らしい赤岳が見られます。赤岳を中心にその左側には横岳、硫黄岳、阿弥陀岳が並んだ超絶景が見られました(写真2)。この中で阿弥陀岳には登っていません。いつの日にか登りたいです。
 東ギボシから権現岳まではあと僅かです。尾根伝い権現小屋・権現岳へと登っていきます(写真3〜4)。


01   02   03   04   05
権現小屋から編笠山
11:26
権現小屋到着
11:29
権現岳の富士1
11:41
権現岳頂上
11:50
権現岳の富士2
11:53
 権現小屋前で小休止しました。振返ると今まで登ってきた所がヅーっと見えます。編笠山の左に位置する押手川、雲海、観音平は画面から外れていて写っていません(写真1)。
 権現小屋(写真2)で一息入れて10分ほど登ると権現岳頂上です。山頂では頂上岩塊を横に入れて富士山を撮ったり(写真3)、岩塊と鉄製の剣・山名板を撮ったり(写真4)、岩塊の間から見れた富士山を撮ったり(写真5)して楽しみました。
 


01   02   03   04   05
権現岳から編笠方面
11:44
山頂の石祠
12:01
権現岳から赤岳方面
12:02
権現岳山頂風景
12:05
権現岳の富士3
12:06
 頂上から編笠山方面を見ると権現小屋では見れなかった「のろし場」が見えました(写真1)。山頂南側に石祠がありました(写真2)。かっては山岳信仰が盛んだったことの証です。
 権現岳からみた赤岳方面は手前の尾根が邪魔をして全容が見れません(写真3)。東ギボシの赤岳が矢張り素晴らしいです。
 山頂南側にやや開けた所が有って大勢の登山者が楽しげに昼食をしていました(写真4)。南側の空を見上げると三ッ頭山の上に富士山が覗いていました(写真5)。
 これから三ッ頭に向かいます。権現岳から三ッ頭までのコースタイムは40分です。途中20分ほど昼食をしたのと、少々バテ気味で歩行速度が遅くなったのとで1時間20分もかかってしまいました。到着したのは13:30でした。日没前には観音平まで行けるだろう!! ヘッドランプを使うようなことは絶対に避けたい!!


02   01   04   03   05
三ツ頭から権現岳
13:29
三ツ頭から赤岳
13:29
三ツ頭山頂
13:31
イワキキョウ
13:30
小泉駅コース分岐
13:36
 三ッ頭山頂から権現岳(写真1)、赤岳方面(写真2)がよく見えました。それ以外のところは雲が湧き上がっていて駄目でした。
 御多聞にもれず三ッ頭山頂にあった石の山名柱を登った証に撮りました(写真3)。脇にイワキキョウが青紫色に鮮やかに咲いていました(写真4)。今日は朝から山野草は意識的に撮っていません。歩くのが鈍いので下山時間が気になっているからです。
 三ッ頭山から5分ほど下ると前三ッ頭山です。天女山方面と小泉駅方面の分岐になっていて小泉方面に下りました(写真5)。


01   02   03   04   05
爽快な尾根道
14:10
木戸口公園
14:41
タカネバラ
14:42
ヘリポート
15:02
笹スベリ?
15:24
 前三ッ頭山を過ぎたあたりから歩きやすい尾根道になりました(写真1)。ドンドン下るだけです。三ッ頭山を出てから1時間10分かかって漸く木戸口公園に到着しました(写真2)。あたりは開けているけれど見るものは何も無いようです。タカネバラの鮮やかな赤が目にとまりました(写真3)。
 木戸口公園から20分ほどでヘリポート跡に出ました。東側が開けていたけれど雲がかかり展望不可でした(写真4)。
 ヘリポートの少し下からは、笹スベリと称されている地域らしく、樹林の下が笹で覆い尽くされています(写真5)。この笹スベリを1時間20分もの間 飽きもせず只々下り続けました。


01   02   03   04   05
延命水
16:21
植樹林下の登山道
16:41
横断歩道分岐
16:54
16:56 観音平を目指す
16:56
 16:21 漸く「延命水」に到着しました(写真1)。木漏れ日は大分傾いていました。日没前には観音平に辿り着けるだろう。ここで小休止しました。因みにこの延命水は飲用不可と標示されていました。
 延命水を後にして植林下の登山道(写真2)を20分ほど下り16:54に横断歩道分岐に到着しました(写真3)。いよいよ大詰めです。ここから観音平までのコースタイムは30分です。山腹をトラバースする整備された登山道でした。観音平を目指します(写真5)。


01   02   03   04   05
岩石の登山道
17:03
岩石登山道終了
17:06
沢下の道標
17:28
観音平横断歩道入口
17:48
観音平駐車場着
17:51
 トラバース道を5〜6分歩くと突然大きな石がゴツゴツと敷き詰められた登山道に変わりました(写真1)。この石道を2〜3分かけて通過しました(写真2)。その先は普通の土道で沢底までの下り道です。横断歩道分岐から沢底に到着するまで30分もかかってしまいました。この時すでに17:28でした(写真3)。
 沢底から今度は観音平を目指して登り上げて行きます。標高差は50m位はあるだろうか。沢の底から登り上げていき20分かけて17:51に観音平駐車場に到着しました(写真5)。太陽は既に沈みかけていました。日没前到着をギリギリ守れました。
 横断歩道分岐から観音平までのコースタイム30分のところを50分もかかったことになります。今日は総歩行時間13時間弱(休憩時間を含む)。今日の登山は編笠山下山あたりから足の遅さや年の老いがすごく感じられる山行きとなりました。






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