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2015.08.09〜10 雲取山・飛龍山々行き   2日目:飛龍山  back

↓画像をクリックすると拡大写真が見れます。    [本日の写真(55枚)]
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日の出前山頂風景1
04:30
日の出前山頂風景2
04:38
日の出前山頂風景3
04:42
日の出前山頂風景4
04:44
日の出前山頂風景5
04:52
 04:00 起床。昨晩はぐっすり眠れました。寝覚めはすこぶる爽やかです。身支度をして屋外へ。薄暗い夜明け前の風景を写真に撮りました。結果は手振れと被写体ブレの乱発でした。
 富士山がぼんやり見えます。山小屋の灯りは目視できませんでした。今日は三脚はありません。手頃な岩が有ったので岩の上にカメラを置いて富士山に向けて望遠で構えました。ファインダーで覗いても富士山の輪郭が不詳です。当て推量で何枚か撮りました。その内の1枚が1番目の写真です。
 富士山に構えて写真を撮っていると、岩の上に突然鹿が現れてビックリしました。2メートル程度しか離れていません。多分鹿も驚いただろう。しかし意外に大人しくジッとこちらを眺めています。鹿は3〜4分その場にいました。急いでカメラを鹿に向けてシャッターウを押しました。何枚も何枚も撮ったけれど全部失敗作でした(写真2、3)。
 段々周囲が明るんできて富士山も輪郭がしっかり分かるようになってきました(写真4、5)。チョッとした時間だったけれど夜明け前の素晴らしい体験をさせてもらいました。


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雲取山の御来光1
04:59
雲取山の御来光2
04:59
雲取山の御来光3
04:59
雲取山の御来光4
05:00
雲取山の御来光5
05:00
 04:49 東の空から太陽が昇り出しました。2〜3分の間、素晴らしい御来光を参拝できました。(写真1〜5)


01   02   03   04   05
朝の山頂風景1
05:09
朝の山頂風景2
05:10
朝の山頂風景3
05:12
朝の山頂風景4
05:12
朝の山頂風景5
05:13
 チョッと場所を移動して樹林帯越しに日の出を眺めてみました。太陽の光に木々の緑がピカピカと光っています。赤く輝く朝光に瑞々しい緑の樹林、爽やかな朝の景色が見られました。(写真1〜2)
 雲取山々頂も朝の光があたって新鮮に感じられました(写真3)。その向こうに見える富士山も素晴らしかったです(写真3〜4)。日の出に赤く染まった富士山を期待したけれど期待のしすぎでした!!(写真5)
 写真を撮り終わってから朝食です。昨日炊いたご飯の残りと そして、熱湯でビニール袋に入った即席ハヤシライスを温めてご飯にかけて食べました。アルファー米より断然美味しかったです。


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雲取山下山開始
05:56
三条ダルミ到着
06:26
尾根道を狼平へ
06:30
狼平に到着
07:14
狼平指導標
07:16
 6:00 雲取山を下山開始(写真1)、これより飛龍山へ向かいます。正直なところ5:00に下山開始する積りだったけれど写真を撮っていて1時間遅れの下山となってしまいました。
 6:26 三条タルミ通過(写真2)、樹木が木陰をつくっていて涼しい平坦な尾根道(写真3)を狼平に向かいました。
7:14 狼平に到着(写真4〜5)、順調な時間経過です。ここで暫らく休憩をとりました。狼平は広がりがあって明るい雰囲気のある場所でした。


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緩やかな登り
07:34
富士山が見えた
07:52
桟道が出てきた
08:18
またも桟道
08:19
登り終了平坦に
09:18
 狼平からは三ッ山々頂を目指して緩い登り道がずーっと続きました(写真1)。
 途中、樹林が途切れて視界が開けたところがあって富士山が見えました(写真2)。富士山は今日最後の見納めでした。
 三ッ山々頂を巻いてその先に出て行きます。此処から更に三ツ石目指して緩い登りが続きます。
 途中、桟道が5箇所ほど出てきました(写真3〜4)。桟道は乾いていて滑るようなことは無かったです。それにしても落ちれば一大事です。足を踏み外したりすることのないように慎重に歩を進めました。
 やがて登山道は平坦(写真5)になり北天のコルが近くなったことが知れます。


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北天のタル到着
09:50
三条の湯分岐
10:31
桟道1
10:33
桟道2
10:35
桟道3
10:35
 09:50 北天のタルに到着(写真1)。此処まで危険な所もなく順調に経過しました。コースタイム1時間50分に対して2時間20分、ま〜、こんなものだろう。北天のタルは三条の湯へ降りる分岐点です(写真2)。
 北天のタルではユックリと40分もかけて昼食をとりました。食事はセブンイレブンで買ってきた「熱湯3分 坦々麺」です。
 10:30 食事後、リュックサックをデポして、カメラ・飲料水・携行食だけを持って超身軽になって飛龍山まで往復します。
 此処から先、桟道が多いらしい。早速、桟道が出てきます。その都度、写真に納めました(写真3〜5)。


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桟道4
10:35
桟道5
10:41
桟道6
10:43
桟道7
10:46
飛龍山への近道
11:05
 次から次へと桟道が出てきます。都度、慎重に渡りました(写真1〜4)。
 やがて、眼前に小さな山稜がでてきて、山稜の向こう側に廻り込む手前に飛龍山へのショトカットを示す手作りの道標が出てきました(写真5)。
 道標といっても記されている文字は読めないほどの古めかしいものです。
 此処を攀じ登りました。笹で踏み跡は見えづらいけれど、しっかりした踏み跡があって迷うようなことは無かったです。最後は尾根を高台目指して登ります。20分ほどで頂上に到着しました。


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飛龍山頂
11:25
山頂展望なし
11:24
山頂周辺は明るい
11:26
石楠花登山道
11:34
飛龍権現の石祠
11:57
 山頂には山梨百名山の山名柱がポツンと建っていました(写真1)。周りには何もありませんでした。
 周囲は樹林で覆われていて展望は有りません(写真2)。
 下山方向(南方面)をみると木々が少なく明るい感じがする(写真3)ところを降りて行きました。
 しかし、間もなくシャクナゲの密集地帯(写真4)となりました。登山道はしっかりしているけれど、石楠花密集林の間を降りて行くという感じです
 やがて飛龍神社石祠が近づいたと思われる頃、右下の方に二匹の黒い小動物がじゃれているのが見えました。多分、小熊だろう??? 暫くの間、ヤッホー、ヤッホーと大声を上げながら降りました。
 11:57 飛龍権現分岐に到着しました(写真5)。この時、既に熊?のことは忘れていました。飛龍山から此処までコースタイム15分のところを30分もかかってしまいました。意外に長かった!! という感じがしました。


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丹波将監雲取分岐
11:57
笠取山・将監峠へ
11:59
サヲウラ峠へ
11:59
雲取・三条の湯へ
11:59
飛龍山近道地点
12:25
 飛龍権現分岐は飛龍山、笠取山将監峠方面、サヲウラ峠丹波方面、雲取山三条の湯方面の4方向に分岐しています(写真1)。
 今降りてきた飛龍山方面。
 飛龍山から降りてきて右に曲がると笠取山将監峠方面です(写真2)。この笠取山方面に5分ほど行くと禿岩というところがあって素晴らしい展望らしい。しかし、今は雲が出ていて展望は利かないようです。無理をしないことにしました。
 飛龍山から降りてきて真っすぐ進むとサヲウラ峠丹波方面です(写真3)。
 飛龍山から降りてきて左に曲がると雲取山三条方面です(写真4)。今回は雲取山三条方面のコースをとりました。
 飛龍権現分岐から平坦な登山道を25分ほど降りると、先ほどの飛龍山へのショートカット・ポイントに到着しました(写真5)。


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北天のタル到着
12:59
三条の湯へ降る
13:08
水場到着?
13:35
緑のカーペット
13:50
長い長い下山道
14:43
 飛龍山へのショートカットポイントをスタートしてから、数々の桟道を通過して歩くこと35分、12:59 漸くにして北天のタルに到着したので暫時休憩をとりました(写真1)。
 13:08 重たい? リュックを再び背負い、三条の湯へと下降開始です(写真2)。
 30分も歩かないうちに水の流れ落ちる音が聞こえてきました。登山道に従い降りていくと脇の大きな岩から水が滴り落ちていました(写真3)。勿論小休止して冷たくて美味しい水で喉を潤おしました。けれども登山地図にある水場ではないようです。地図からすると水場はもっと先です。
 ドンドン降っていくと再び沢音が聞こえてきました。やがて沢から水が流れ出しているところに遭遇して又も冷たい水が飲めました。これが地図で言うカンバ谷上方の水場らしいです?残念ながら写真を撮り損ねました。
 これからの下りは本当に長かったけれど危険個所は全くありませんでした。風知草?の緑のカーペットの中の下山道(写真4)や、降りても降りてもなお続く下山道(写真5)の写真を撮って気を紛らせながら降りました。


01   02   03   04   05
三条の湯指導標
15:34
三条の湯到着
15:35
林道終点到着
16:24
塩沢橋の大分手前
17:26
片倉橋到着
17:45
 15:34 三条の湯にある指導標が目に入ってきました(写真1)。
 15:35 漸く三条の湯に到着です(写真2)。北天のタル〜三条の湯までのコースタイム1時間を2時間35分もかかってしまいました。
 16:24 林道終点到着(写真3)。17:26 塩沢橋の大分手前(写真4)を下降していました。17;45 日没前に片倉橋に到着(写真5)して無事登山終了しました。
 実は、三条の湯から片倉橋まで2時間10分しかかかっていません。良く見直して下さい。・・・これには種明かしが必要です。

 実は三条の湯の所で以下のように考えていました。昨日の往路は3時間かかっている。復路は降りでも疲れているので4時間くら いかかるだろう。到着は19:30ころか? 最後の方は暗がりをヘッデンを着けて歩くことになろう!! ヘッデンを着けて歩いても道迷いの心配はないだろう。こんなことの為にこのコースを選んだのだ。あまり歓迎したことでないけれどその読みは図星でした。

 15:25 テクテクと三条の湯を降りました。16:24 林道終点到着。17:26 半道中位進んだところでしょうか? 後ろから4輪トラックが降りてきました。道路の脇によって車の通過を待ちました。
 私の傍にさしかかった車は、私の横でストップしました。そして見ず知らずの私に声をかけてくれました。 「この下まで乗っていきますか?」 助け舟です。夢のような心地でお願いしました。
 車には「三条の湯」と書かれていて三条の湯のマスターが運転していることがすぐに分かりました。
 お蔭様で18:00前の明るい時間に片倉橋に到着することができたのです。
 三条の湯のマスターには、この場を借りて心から感謝申し上げたいと思います。本当に有難うございました。
色々あった雲取・飛龍の山行きでしたが何とか無事に終了できました。  
 
 
 
 
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